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(文献ミニ・リスト)医療社会学/医療人類学

先日の「スペキュラティブ・デザイン」と同じく、医療人類学・医療社会学についても本をかりたのでメモ。 「少なくとも二者(医療社会学・医療人類学)の違いが明確に述べられない状況は脱しなければ」という(いまさらながら志の低い)決意とともに、このあたりの本を何冊か読む……かもしれない。

黒田浩一郎編(1995)『現代医療の社会学 日本の現状と課題』世界思想社. 山崎喜比古(2001)『健康と医療の社会学東京大学出版会. 医療社会学の入門書二冊。 ※大阪大学総合図書館のTA作成リーフレットPaste(ぱすて)「医療社会学について調べる」を参考にしました(そこに載っている本から選びました)。ありがとうございました。

パイロン・J・グット著、江口重幸ほか訳(2001)『医療・合理性・経験 パイロン・グットの医療人類学講義』誠信書房. 医療人類学の本。講義とあわせて読む(かもしれない)。

J.M.メツル/A.カークランド編、細澤仁ほか訳『不健康は悪なのか 健康をモラル化する世界』 比較的新しい医療社会学の論考集。友人が読んでいて知った。「第12章 セックスは健康のために必要か?」と「第9章 受動−攻撃性パーソナリティ障害の奇妙に受動−攻撃的な歴史」「第10章 強迫性障害の氾濫−−精神医療への異議」がおもしろそうなので覗いてみる。