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(備忘メモ・レジュメ公開)ダニエル・C. デネット『心はどこにあるのか』2章

心はどこにあるのか (ちくま学芸文庫)

心はどこにあるのか (ちくま学芸文庫)


上の本『心はどこにあるのか』の読書会を(サークルで)しています。

担当で2章分のレジュメを作ったので上げておきます。半端だけど。
心はどこにあるのか 2章.pdf - Google ドライブ

本文中、(上のレジュメの中では

・命題を用いて意味を測るための一つの固定した、中立的で永遠のシステムは存在しない。(p.92)
・したがって、命題を用いた志向性システムの議論において不正確さは排除不可能になる。しかし、不正確さの排除不可能という困難にたいして警戒を怠らない限り、それぞれの局面においては、どのように大雑把でお手軽な測定システムを使用しても、まったく満足のいく形で問題に対処することができる。(pp.92-93)

とある点)について、ちょっと(説明が少ないし前後の文脈と離れていて唐突だけど)どういうことなんだろう、という話になりました。
後輩がこれは行動主義への批判ではないかと言っていて、なるほどと思いました。確かに、志向的構えは言語には依存はするが、言語は他者の心の存在や内容を理解する上での絶対的根拠ではないという点の指摘だったような気もします。
まあなんだかんだと言ってこの後、説明されるんじゃないかなって気もするんですけどね。はやく読みましょう。

はやく試験終わってほしいです。